ライブラリ0宇宙関係のコピペ とか…

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国際宇宙ステーション(ISS)!!

人類にとって国境のない場所のひとつ ― それが、ISSです。米国、日本、カナダ欧州各国(イギリスフランスドイツイタリアスイススペインオランダベルギーデンマークノルウェースウェーデン)、ロシアの計15ヶ国が協力して計画を進め、利用していきます。 ひとつのものを作り上げるために、これほど多くの国々が最新の技術を結集するというプロジェクトは、これまでにまったくなかったこと。ISSは、世界の宇宙開発を大きく前進させるための重要な施設であると同時に、「国際【協力】」と「平和」のシンボルでもあるのです。

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宇宙(軌道)エレベーター!!

大林組宇宙エレベーター」構想に世界が注目 2050年ロケットの時代が終わる?
 東京スカイツリーの建設などを手掛けた大林組は、地球と宇宙をつなぐ宇宙エレベーターを、2050年の完成を目指して、開発中である。
 2012年の発表以来、同社の構想はたびたびメディアに取り上げられているが、オーストラリアABCによる22日の報道で、海外からの注目が一層集まっている。
SFが現実に、カギはナノテクノロジー
 宇宙エレベーターの概念自体は新しいものではないが、その実現には、非常に強度の高い材料が必要なため、長らく夢物語として扱われてきた。しかし、炭素繊維カーボンナノチューブ」の登場で、実現可能性が大いに高まった。大林組宇宙エレベーターにも「カーボンナノチューブ」のケーブルが使われる。
カーボンナノの抗張力は鉄鋼ケーブルの100倍」と、大林組の調査開発マネージャー・石川洋二氏は、ABCに語っている。
 大林組のサイトによると、宇宙エレベーターのケーブルの長さは9万6,000kmである。しかし、現在の技術では、3cmのナノチューブしか作ることができない。石川氏は「2030年までには製造可能」とABCに答えている。
 宇宙エレベーターは、地球静止軌道上にステーションが建設され、そこから上下にケーブルが伸ばされ、昇降機を上り下りさせる。地球から十分に離れているため、宇宙エレベーターの回転エネルギー地球の引力よりも大きい、とロシアRIAノーボスチ』は指摘している。
【環境にやさしくコスト安】
 現在、宇宙空間に物資や人間を運ぶ手段として使われているロケットは、大気圏を脱出するために、多量の燃料が必要である。宇宙エレベーターの登場により、非常に費用が掛かり危険なロケットの時代は終わる、とABCは指摘する。
 宇宙エレベーターは効率よく、多量の物資を運ぶことができる。スペースシャトルで宇宙に物資を運ぶと、1kg当たり22,000ドルかかるが、宇宙エレベーターは200ドルと推定されている(ABC)。
エネルギー問題解決にも】
 宇宙エレベーターは、世界のエネルギー問題を解決することもできる。宇宙エレベーターは安くて大量の太陽エネルギー地球にもたらし、宇宙に核廃棄物を運び出せる、と期待されている(RYOT)。
 宇宙エレベーターが物資を運搬できるようになるころには、核燃料廃棄物を廃棄するのに最適な場所や地球外に運び出すことが賢明で安全なことか、深い理解が得られているだろう、と同メディアは伝えている。
 大林組宇宙エレベーターは、物資だけでなく、人も30人程度運搬できるという。技術の進展次第では、宇宙エレベーターで観光旅行に行ける日も遠くはないかもしれない。

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宇宙エレベーターの仕組みは、簡単に説明すると次のようなものです。
地球を周る人工衛星は、地球の重力で下(内側)へ引っ張られている力と、遠心力で上(外側)に飛び出そうとする力が一致して釣り合っているため、高度を維持して周回し続けています。このうち赤道上の高度約3万6000kmを周る人工衛星は、周期が地球の自転と同じで、地上に対して天の一点に静止しているように位置するため、「静止衛星」などと呼ばれます。
この静止衛星から、地上へ向けてケーブル
を垂らしたとしましょう。ケーブルを吊り下げた分、衛星地球に向いている側、つまり下の方がやや重くなり、このままでは徐々に地球の重力に引かれて落下してしまいます。そこで、反対側にもケーブルを伸ばしてバランスをとれば、衛星静止軌道の高度を維持して回り続けられますね。
次に、下向きのケーブルをさらに伸ばす。また重さが偏るので再び反対側も伸ばす。これを繰り返していくと、下へ伸ばしたケーブルはやがて地上に到達し、地上と宇宙を結ぶ長大な1本の紐になります。このケーブルに昇降機を取り付け、人や物資を輸送できるようにしたものが宇宙エレベーターであり、原理はとてもシンプルなのです。