台詞(セリフ)~一部抜粋


「なんで魔法使いなんだ?
魔法なんてそこらの
怪しい芸人か
王様に支える兵士が使うものだ」

王様
「まさか私から魔法使い
ならないか?と、誘ってくる
とは思ってもみない事だな…」


王様
「そなたの自由だが、魔法を無償で使い続けるのは人間にとってあまりいいことではない」



「んー人間が自分たちで努力
することをあきらめてほしくないって、昔から、代代王様が言ってたってお婆ちゃんが言ってるのよ…人間は人間で魔法に頼らない能力を身につける努力が必要ってことなのかね~
でも、すぐに魔法に追い越されちゃうのよね~」



「そう……そうよね……
ただで魔法使ってちゃ王様の
立場ないしね……私達もバドの
魔法に甘えてたらみんなダメに
なっちゃうかもね……
ちゃんとした魔法使いにも悪いし…」


リーダーの女
「新しい国でも作る気かって?
理想郷ってやつ?そんな気に入らないものをそぎおとしてできただけの虚しい世界なんて興味ないよそうじゃなくて、少しでも居心地のいい世界になればいいなって思ってるだけだよ」


リーダーの女
「リーダーとして世に功績を
残し真に素晴らしいリーダー
として人の記憶と歴史に
残るには、ただ権力を
持っていて力があるだけでは
ダメだし、ただ闇雲に知識
あるだけでもダメだし
ただ人より経験豊富で実績が
あり頼りになる人ってだけ
でもダメだ、ではどうすれば
いいか…それは「開拓者」に
なればいいのだっ!って…」


右の男
「自分のことしか考えてない
くせによく言うよ」
 左の男
 「お前のことも考えてるぞ」
 右の男
 「わかってるよ、
でも最終的には自分の利益のことしか考えてないだろ」


右の男
「女はな、小さいときから
自分から好きになるよりも
好かれることのほうが大好き
なんだよ、だからお前みたいな
自分を好きになるって勘違い
してるやつのことなんか
まるっきり眼中にないぞ」
  ~~
 左の男
 「そうか……」
 右の男
 「おいおい真に受けるなよ」


左の男
「何言ってる、お前も少しは気をつかえよ」
 右の男
「相手が女で、今日が記念日か何かだったら考えるよ」



「おい!お前!もしかして
ここに来たからって
自分は頭が良いとか
思ってるんじゃないだろうな?」

生徒
わたし、ここにくる前から
魔法が使えたの
そう!念じれば、ポンッって…
でも、ここにきたら魔法は
自分の意思で自由に使ったら
いけないの」


先生
「魔法の種は世界中のお金持ち
がお金を出しあっても1つ
買えるくらいの値段」


先生
「王様に支える魔法使いになる
と魔法の種を1つだけ購入する
ことができる専用の通貨
与えられる、これにより
魔法使い家系が途絶えない
ようになっている」


先生
魔法使いは魔法学校で修得
した魔法を魔法の木の許可
なくして自由に使っては
ならない、魔法学校で学んだ
ことは口外できない
それは王様の役目だから」


先生
「魔法とは、魔法の木と
魔法を使う者全てと意識が
つながっている
よって人間の世界は
法律で秩序を保っているように
魔法使いの世界も魔法の木の
意識とで成り立っている
誰でも自由に魔法を使って
良いという世界ではない」




「おい!しってるか?
魔法使いになっても
魔法の木に
やっても止められない
ことがあるって?」



「そうだ、これも教えといて
やる、お金を払って魔法使い
の世話になる奴らのことだ
あいつら自分と立場が入れ
替わった時のことを本気で
考えようとしないし俺ら
魔法使いのことをただの
気の毒な奴らだとしか
思ってないぞ」


王様
「もう普通の人間の暮らしには
戻れないのは理解しているな?
魔法使いになったら魔法の
ある人間の生活に貢献
しなくてはならないのだ、
しかし、ただ闇雲に魔法使いとして働けという訳ではない、
具体的には魔法の木の意志と
私の判断による、魔法使い
としての仕事をするのだ
それ以外の心配はいらない
全て私に任せていい」


先生
「百年魔法を修得したら
そこから老化せずに百歳に
なるまで死ぬことはない」


先生
「何故、百年魔法は存在して
いるのか、それは魔法の種を
飲まずに生まれつき魔法を
使える者を監視するためにある



先生
「魔法の種を飲んでいなくても
はじめから魔法を使える者も
いる、この特例の者を専門で
監視する事が百年魔法を修得
した者の役目だ」


先生
「魔法を魔法学校に行かずに
悪用する者を監視するために
見るのだ
魔法は使う魔法によっては
非常に危険だし
発動してしまえば
一瞬で破滅を呼ぶ魔法も
あるかもしれないからだ」


生徒
「百年魔法の修得に失敗したうえに百年魔法の修得に挑んだ時点で王様になれないという事実まで知ってしまうなんて…
だってあそこにいた百年魔法の
案内をしている人ってあそこの城の元王様だもんな~
俺あの人知ってるもん
だから思いきって聞いてみたんだ…ただそれだけ…」


魔法の木
「それに、極端で異質な力、能力は精神を蝕み崩壊させる側面を
あわせ持っています…」


魔法の木
「私の言っている事が正しいなら私はもっとうまくいっているはずでしょうが…」


魔法の木
「しかし、私を信じて黙ってついてきてくれる者もいる…」